2009年01月21日

デジタルとアナログの共存共栄

このところ、3DCADのパースを持っていくよりも手描きのパースを持っていくほうがお客さんの反応がいいので手描きのパースを教えてほしいという問い合わせをよくいただくようになりました。何十年か前にハイテク文化が発達すればするほどアナログのようなハイタッチなものを求める気持ちが強くなっていくというようなことを書いた本を読んだことがあります。。ここ10何年かの3DCADの普及はすさまじく、打ち合わせにパースを持っていくことが簡単になり、デザインの確認もしやすくなって、建物ができる前にイメージをつかみやすくなりました。が、3DCADが普及すればする程、手描きが恋しくなっていってるのも事実で、CGがあってこそ、手描きのありがたみもわかってくるデジタルとアナログの共存共栄時代がやってきた感じがします。  


Posted by 阪本一史 at 05:23Comments(2)建築パース