2009年02月20日

手描きパースは自分で描こう




先日、スケッチパース通信講座のお知らせをブログでさせていただいたのですが、もうすでに数名様のご予約をいただきました。ありがたいことです。今から10年ほど前は3Dパースの修得に皆一生懸命で手描きは時代おくれと言われていましたが、ここ最近、特に今回の不況以降は手描きパースを修得しようとする意向が建築業界で高まってきたようです。契約後の施主様への説明は3Dパースのほうが角度も自由に変えられ変更もしやすいので便利なのですが、契約前の施主様の建築モチベーションを高めるパースはやはり手描きが有効です。手描きのファジーな感じがお客さんの想像力をかきたてますし、手で描いているので気持ちが入っているように見られます。(もちろん3Dパースも気持ちは入っています)3Dパースに目が慣れてしまったお客さんには手描きパースは新鮮に見えます。かといって決まるか決まらないかわからない物件のパースを外注していては経費がかさんでしまいます。自分で描けるのがベストです。さらに上達すると、お客さんの前でスケッチパースがスラスラと描けるようになって打ち合わせが円滑に進みます。


手描きパースを自分で描く人を応援します
  


Posted by 阪本一史 at 13:29Comments(0)建築パース